人生という名の迷路を解く一番簡単な方法
パズルは好きですか?
わたしは子供の頃から大のパズル好き。
クロスワードやSUDOKUを見るとついついペンに手が伸びる。
きれいな絵のジグソーも好き。
なかでもちょっとワクワクするのが、迷路です。
人生の迷路で迷ってしまったら?
大人になってから、なるほどな~と思うのですが、「迷路」ってよく、人生にたとえられますよね。
分岐のたびに運に任せて道を選び、行き止まっては引き返し、また行き止まっては引き返し……。
少しずつ進んではいるのだけど、いったい今どこまで進んでいるのか?
そもそも、ちゃんと目指している方向に近づいているのか?
紙面上のパズルとは違って、人生の迷路は見通しもままなりません。
パズルの迷路ならば、迷っていること自体を楽しめばいいわけですが、それが実人生の迷路となると、そんな達観の境地には幾つになってもなれそうにありませんよね。
ご存じのようにパズルやゲームには、たいていの場合「解き方のコツ」「攻略法」が存在します。
なのでもちろん、迷路を手っ取り早く簡単に解く方法も存在します。
裏技と言うか、パズルとしては単なる「ズル」なんですが。
どんな方法かといいますと、ゴールからスタートに向かってたどる。
ただそれだけです。
でもこれで、おどろくほど簡単にゴールからスタートへとたどり着けます!
本当です。ぜひ一度試しにやってみてください。
【注】迷路を純粋に楽しみたい方にはお勧めしません(笑)
可能性と時間を物理学で考えると
ここで話は急に量子論に飛びます。
と言ってもムズカシイことではないです。
バリバリ文系のわたしにも理解できる程度のお話ですから、安心して読み進めてください。
量子論は、最先端の物理学です。時間や物事の可能性を取り扱うものだと、ここではとりあえず、そう考えておいてください。
この考え方によりますと、物事の可能性(どの時点にどのようであり合えるか)を算出するには、現在(スタート)と未来(ゴール)の双方から時間の流れを計算していくのだそうです。
(ホントにかなりザックリな理解です、あしからず!)
そしてどうやらこの「時間」というものは、私たちが普通考えるように「過去から未来へ」と流れているのではなく、逆に「未来から過去へ」と流れている、のだそうです。
もう、なにやらチンプンカンプンな話ですよね。
どんな理屈でそうなるのかは、ぜひご自分で調べてみてください。
大事なのはここからです。
未来を決めると何が起こるのか
これまた、かなりザックリとこの理論を言い換えると、未来(ゴール)を決めると、そこから現在への道筋が見えてくる、そういうことになるようです。
「未来」というのは、まだ経験されていない時空です。
つまり、まだ確定されていない「可能性」です。
それを確定した時に初めて、そこから現在の自分へとつながる道が現れる、ということなんです。
なんだか海を開いて渡ったモーゼの伝説みたい?
あるいは、聖杯の神殿で見えない橋を渡るインディ・ジョーンズ?
いずれにしても決め手は「ゴール」です。
これを決めない限り未来はあやふやなカオスのまま。
可能性のカオスの中から、とにかく何かを選び出す。
まずはこれ!今はこれが欲しい!と決める。意図する。
それが未来への扉を開く鍵になります。
そうしてついに、あなたの目の前に「未来へとつながる道」が開かれるんです。
「ゴール」から「スタート」へ
「未来」から「現在」へと意識の方向を変えてみます。
これまでの時間の流れの感覚を逆転させてみます。
可能性のカオスである未来の選択肢の中から、これにする!と決めてみる。
その時、これまで見つけられずにいた人生という名の迷路の出口が、進むべき道が、きっとあなたの目の前に姿を現します。
これがわたしが「人生ナビ」と呼ぶものの仕組みです。