あなたの2018年はどんな年でしたか?
ついに平成最後の大晦日ですね。
この時期は、これまでの出来事を振り返る番組や特集記事が出回りますが、今年はとりわけ多いようです。
時代や社会を振り返ることも必要ですが、世の中のことだけでなく、ときに立ち止まって、自分自身の1年、今年の出来事トップ10などを考えてみることも大切ですよね。
あなたの2018年はどんな1年だったでしょうか?
過去が「いまここ」にいるあなたを創った
「いまここ」という言葉、よく目にします。
わたしも瞑想を教えている時にこの言葉をよく使います。
過去に捉われないことは大事です。
でもそれは、過去を無視する、過去を振り返るな、ということではありません。
過去を軽んじることでもありません。
過去とはつまり、あなたが生きてきた時間であり、あなたが経験したすべてです。
つまり「いまここ」にいるあなたを創り上げているもの、ということ。
もうじき迎える2019年という未来、夢、ゴールへと歩み出すためにも、まずは、今の自分、これまでに培ってきたもの、手にしているもの、得られた財産(物質的にも精神的にも)をキチンを把握すること、その価値を認めること、大事ですよね。
新たな一歩を踏み出す前に、まずは2018年という一年間を一緒に振り返って見ませんか。
2018年にあなたが手に入れた宝は?
今年を振り返ってみようと言われても、漠然としていて・・・
そうですよね。
ただ思い出せばいいってことでもありません。
なので一緒に、ちょっとした振り返りのワークをしてみましょう。
あなたがこの1年で手にした富(経験や気づきなど)を思い起こして、それを未来へとつなげていく、そういうワークです。
お手元にノートとペンを用意して下さい。
準備ができたら、さあ、始めましょう!
①「どんなことがありましたか?」
まずはこれですね。今年あったことを、思いつくままに書き出してみます。
どんな些細なことでもOK。良いことも悪いことも関係なし。
思い出したことは何でも全部書いてみましょう。
②「気づき・学び・成果はなんですか?」
①に書き出したものから、得たものはなんだったでしょう?
イヤなことからも学びはありますよね。
なんでも思う通りに書いてみます。
どんなことでもいいのです。それがあなたの答えです。
そして、答えがでないことも、ひとつの答えです。
③「誰にどんな感謝を伝えたいですか?」
①②に書き出したことをじっくりと眺めてみます。
どんな思いが、誰の顔が浮かんでくるでしょう?
浮かんできたままに書きとめます。
④「どんなふうに未来につなげていきますか?」
①②③であなたが得た学びや気づきをどう活かしていきますか?
どんな展開をしていきますか?
できるかどうか、は考えないでくださいね。
どんなことでも「できる!」という前提で、自由に心のままに、想像の翼を広げてみましょう。
ワクワク、にやにや、楽しみながら書いてみてください。
⑤「一言で言うとどんな1年でしたか?」
①から④までを振り返って、あなたの2018年を表現してみてください。
あなたの2018年はどんな年でしたか?
さあ、最後の⑤まで書けましたか?
2018年はあなたにとって、どんな1年だったでしょうか?
思い返してみるときっと、さまざまな出来事があったはず。
日々に流されて前だけ見ているときには、見つけられない答えもあります。
一年の最後の日。
大晦日の夜に、除夜の鐘を聞きながら、ひとり静かに自分自身と語り合ってみる。
そんな時間を持ってみるのはいかかでしょうか。
ご家族みなさんで、一緒にワークをして、書き出した答えを語り合うのも楽しいです。
思いがけない言葉が飛び出してきて、新しい発見があるかもしれませんよ。
ではみなさま、どうぞ良い大晦日をお過ごしください。
次の記事では「2019年を創るワーク」をお届けします。
明けて新年、2019年にまたお会いしましょう。
今年も1年、どうもありがとうございました。
※このしつもんワークは、しつもん専門家・河田真誠さんからシェアして頂いたものです。
真誠さんは、ひとりでも多くの人が「自分らしく生きていく」ことを目指して、HANASAKU(ハナサク)という社会活動を主催しています。
2018年11月にわたし青山君子も活動に参加し、ハナサクパートナーの一員となりました。
〔ハナサクパートナー東京1期生〕
今後は自分らしさを花開かせる「しつもん」を活かしたワークショップ活動なども行っていきます。「あなたらしさ」を一緒に花咲かせていきましょう。