大きな変化を生む「小さなこと」とは
人生には、大きく変わる瞬間があります。
その変化を起こすものはいったいなんでしょう?
たいていの場合、それは実は、ほんの小さなきっかけなんです。
たとえば、ちょっとした知識ひとつだったりします。
でも、それを知る前と知った後では見える世界、感じるものがガラッと変わる。そんなことがあるんですよね。
小さなことが大きな変化を生み出す
「4スタンス理論」という言葉、聞いたことありますか?
“ヒトの身体の適切な使いかたは、タイプによって4種類存在する”という理論です。
脳科学系の本の中でこの理論の存在を知って、それってどんなものなのかな?と、すぐにgoogle先生に尋ねてみました。
あれこれ探して、行きついたのがこのサイトです。
こちらのサイトによりますと、「4スタンス理論」ではこう考えるようです。
スポーツなどで体の使い方を覚える時に、自分と異なるタイプの人を真似してもうまくいかない。
なぜなら、この4タイプは遺伝的なモノで、生まれたときから決まっている。
後天的に身につけるものではない。
だから、タイプの違う指導者にスポーツを習っても、成果が出にくい。
実はわたし……スポーツにはちょっとコンプレックスあります。
ちょっとというか、かなり。つまりいわゆる運動オンチ種族。
決して不器用ではないんですよ。柔軟性はあるのだけど、身体をイメージ通りに動かすのが苦手。ほんとヘタクソなんですよね。
だからヨガをやっていても、よくダメ出しもらいます。
でも、なにか違うとわかっていても、ああしろ、こうしろと言われても、それが出来ないんですよ。うまく身体を操作できない。
ところが……
変化ってこんなに簡単に起きるもの?
この4スタンス理論を知って、自分の身体のクセを知って、それを意識して苦手なポーズをやってみたら……全然感覚が違ったんです。
腕も脚もスムーズに動かせる。力まずに、安定して気持ちよくポーズを保っていられる。
もう、ビックリでした。
身体の支えになる部分を意識しただけで、姿勢まで変わります。当然歩き方も変わります。
なにより気持ちがいい。
身体がのびのびする。
身体が喜んでいる。
ネットでちょいちょいっとリサーチして、机上の勉強だけでこの変化です!
ビックリですよね。
きっかけは ”小さな” ことでいい
たった一つの知識が、人生まで変えることがあります。
そのきっかけは、小さな好奇心です。
ちょっと心に懸かったこと。
なぜか気を惹かれたこと。
それにすなおに反応してみる。
その結果、思いがけないプレゼントが手に入るかもしれません。
人は、いつでも、幾つになっても変わることができます。
でもそれは、別人になる、という意味ではありません。
その変化と言うのは、元々持っていたのに表に出られずにいた資質や、何かの理由があってフタをされていた輝きに改めて気づくことであり、その資質や輝きを思うさま発揮することです。
すでに持っていた宝物を見つける
歳を重ねて己れを磨いていくというのは、そういうことなのだろうと思います。
余分な殻を削り落として、本質の輝きを見出していくこと。
この世に生まれる時に持ってきた宝物を再発見すること。
無条件に心から、まるごとの自分を認め、信じ、愛すること。
心の殻が剥がれ落ちるたびに、外側の世界もまた輝きを増していきます。
内側と外側は同じものの鏡写しですから。
今日もまた、小さな発見と小さな出会いと小さな変化が、わたしたちを待っています。