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違和感が教えてくれること

なにかちょっとしたことなんだけど
「違和感」を感じることって
ありますよね。

あれ、なんかしっくりしないなあ
どこか思っていることと違うなあ

「違和感」って実は、
あなたが本当はなにを求めているのか
なにが好きなのかを教えてくれる先生。

なにがしっくりしないのか、
どこが違うと思うのか。

ちょっと立ち止まって
そのことを考えてみること大事だなと
改めて気づいた体験がありました。

あれ、なにかちがう?

先日、小ぶりな音楽ホールに
ジャズピアニスト・小曽根真さんの
ソロコンサートに行ったときの話。

わたし小曽根さん大好きで
機会あるごとにコンサート通いしてます(^^)

そのホールはピアノソロにちょうどいいサイズで
床まで板張りの丁寧な造り。
ピアノはスタインウェイ。

「このピアノ、いい音ですねえ」
と小曽根さんが仰る通り、
とても心地良く鳴っていました。

たしかに素晴らしいピアノと素晴らしいホールで、
豊かな音色に包まれていると、本当に気持ちがいい。

気持ちいいんですが、
なにかが足りない、と思ったんです。

なんだろう・・・?

なんだろう?を探ってみると・・・

ピアノを選べる時には、小曽根さんはいつもヤマハ。

ピアノ選びについて、ご本人がこんなことを語っています。

思い通りにコントロールできることが大切。
特にジャズは。和音とリズムがとても重要。
ピアノ自体に余分な主張がないからコントロールしやすい。
モノトーンに近いイメージ。

そう、つまり、このこと!

ピアノがしっかり鳴ってしまうので、
つまり、自分の「色」を持っているので、
思い通りに出来ない部分があったんですね。

ヤマハで演奏するときの小曽根さんの音は
ちょっと乾いてて、リズムが引き立つ。
音に余分な色がついていないから
ジャズの微妙な不協和音が
不協和音としてちゃんと響く。

今回のコンサートで感じた違和感、
ここだったんです。

あの時のピアノは、
ふくよかで豊かな音色を持っていて
その故に、不協和音の違和感が
音色の深さに消されてしまっていた。

つまり、乱暴だけど一言で言ってしまうなら、
「あんまりジャズっぽくなかった」

だから、心地よいなあ、という感じの方が
際立ってしまったのでしょう。

ジャズって、ドキドキさせる部分がある。
ビックリさせるって言うか。
え、なに、どうなるの、これ?
見たいな落ち着かなさ。

そこが楽しくて、うれしくて、引き込まれる。

小曽根さんがこの日もお話されていましたが、
ジャズマンはつねにそこを目指している。
アドリブはいつもぎりぎりのチャレンジ。
初めて出す音をその場で生み出していくのがジャズ。

一期一会なんですね。

その場所と、そのピアノと、
そこに集まって演奏を楽しんでいる人たちと
演奏者。

その日、その時、その場所だからこそ、生まれる音楽。
それが、ジャズ。

それが、わたしの「好きな」ジャズのスタイル。

自分の「好き」に気づかされる

ピアノソロの時は
小曽根さんは前もって曲を決めず
ホールに行ってピアノと会話して
それで演奏する曲を決めるのだそうです。

今回はだから、
いつものジャズジャズしたナンバーは控えめで
もうちょっとメロディアスなものとか
クラシカルなものとか、
あのピアノとあのホールに合うものを
チョイスしていたんですね。

それはそれで、十分満足で
本当に心地よい時間だったんだけど、
小曽根さんについては、
わたしはもっと、ジャズってるのが好きみたい。

そんな自分に深く気づけたのは
「あれ、なんかちょっと違うかも」
という違和感を大事にしたから。

ここで、勘違いしないでほしいのは、
これは「良し悪し」とか「いい・悪い」ではないし
評価でもジャッジでもないんだっていうこと。

自分は何が好きなのか
何に心を動かされるのか

自分を深く知ると言うことです。

そうすれば、悩んだり迷ったりすることが減ります。
人と違う選択もためらわず自信を持ってできるようになります。

自分に出会う場所

昨年から参加している「ハナサク」活動では
自分のことを知って、自分を愛して、自分を花開かせる
質問ワークショップなど開催しています。

それって、なに?と思った方は
こちらのサイトをご覧ください。