新年だからこそやっておきたいこと

ナビ通信

あけましておめでとうございます!

本年も引き続き毎日をよりスムーズに人生をちょっとハッピーにするヒントをお届してまいります。

どうぞよろしくお願いします。


新年の抱負ではなく指針を書く理由

小学生の頃に学校で書かされた気もしますが、わたしは基本的にこれはやりません。

「今年こそは早寝早起きを実行します!」

とか、書くだけでやらないってわかってるので(笑)

その代わり、人生の指針を書き出します。

「7つの習慣」のコビー博士が言うところの人生のミッションステートメントです。

まず意味を確認してから

抱負とか、目標とか、目的とか、なにやら似たような言葉ですよね。

でも言葉が違うということは当然それぞれが意味するものが異なるということです。

なので、改めて今更ですが確認しました。

こういうときネット検索は便利ですね。

目的:何のために?
最終的にたどり着きたい到達点・人生のテーマ

目標:何を、どんな形で?
目的に向かって目指すゴール・具体的な数値で測れるもの、指標

抱負:そのために何をする?
目標を達成するための具体的な行動計画

つまり

目的>目標>抱負

です。

一番上位にあるのが「目的」です。
これなしに抱負を書いても意味がない。
目指す場所に向かうことにならない。
だから何よりもまず「目的」なんです。

意図をもつ

目的とは意図です。

行動指針であり、それを生む価値観です。
つまりは自分の「人生のテーマ」そのもの。

これが自覚できていないと、どんなに行動して結果を出しても、それが人生の幸福につながらないという残念なことが起きます。場合によっては裏目に出ます。

世の中がこうだから、とか、みんながそうしているから、とか、親に言われたから、とか……

それは自分自身の人生の目的に沿うものなのでしょうか?
たまたまそうならラッキーです。悩むことも迷うこともありません。

もしも今、自分に満足できず、なにが必要でなにを求めているのか、自分の向かう先がわからない……そう感じることがあるのなら、いまやるべきことはまず「目的」を見つけることです。

それこそがわたしがいつも書いている、人生ナビに入力するべきデータ、人生の旅の目的地です。

わたしの生きる意味

行く先が決まっていないのに、どうやって車を走らせますか?
どうやってその道が正しいと判断することができますか?

一年の始まりに、ぜひ静かに自分を向き合う時間を作って「わたしの生きる意味」に思いめぐらせ、はっきりと言葉にしてみてください。

行く先の旗が立てば、そこに向かう道が見つかります。
道がわかれば、そこを進むために何をすればいいのかがわかります。
書き出した「人生の指針」は困難な時の心の支えになります。
急な上り坂でもへこたれずに進む力を与えてくれます。

人生の指針を書くための5ステップ

【人生の指針を書くための5ステップ】

ステップ①
ノートとペンを用意します。
静かに安心して過ごせる場所で、ひとり自分自身と向き合う時間を作ります。

ステップ②
目を閉じて肩の力を抜き、大きくひとつ息を吐きます。
心が落ち着くまでゆったりとした呼吸を続けます。

ステップ③
穏やかな光に包まれている自分をイメージします。
あなたはとても幸せで温かなエネルギーに満たされています。
そんな自分をしっかりと全身で感じ取ります。

ステップ④

  • ③の状態にあるあなたはどんな人ですか?
  • まわりにはなにがありますか?誰がいますか?
  • あなたは何を思い、何をしていますか?
  • 何に幸せを感じていますか?

思い浮かぶものを書き留めます。

ステップ⑤
④の状態であるためにできることはなんですか?
思いつくことを書き出します。
具体的で主体的で実行できる行動として書いてください。

書き出したものはいつでも見れる場所に保管します。

コビー博士も言っているように、人生の指針は、一度書いたら終わりではありません。
状況が日々変化し、あなたが日々成長するように、人生の指針もまた変化し成長していきます。
折に触れて繰り返し読み直しましょう。必要があれば何度でも書き直します。磨き上げ、深めます。

それはあなたと一生を共にする、かけがえのない旅の道連れです。

今ここから始まる2025年が豊かで幸福な一年でありますように!